たけのこ山 山滑降

2/2-3 たけのこ山 山滑降

2/2 早朝札幌から車で幾寅に到着。そこから通称たけのこ山を滑るために最終除雪地点付近で駐車。前日のトレースだろうか、そのトレースを辿って・603に着く。たけのこ山でテント張って泊まる人はほとんどいないだろう。しかし我々は次の日のファーストトラックを狙うために泊まる。そこからとりあえずたけのこ山メインスロープ北(①)を狙いに行く。しかしこの日は視界があまり取れず入り口があまりわからないので南(②)の方を狙いに行く。そんなこんなでたけのこ山peakに着く。仲間が「たけのこの里」「きのこの山」を取り出し食べようとするが…んー…風が強い!!さっさと片付けて②を狙う。しかしここで重大なミス。コンパスを見ずに感覚で進んだため尾根を間違える。南東面の沢(③)に出る。そこで仲間に指摘され気づく。しかし怪我の功名だろうか。とても楽しそうな疎林である。さっきのミスからさっさと頭を切り替えてここを滑ることとする。右岸側は急であるが、沢中から左岸にかけてゆるい疎林で楽しく滑れる。c820の沢型が急になるまで滑った。そのまま木をつないで左岸を登る。登り返し本命の②に行く。そこでCTをして滑ろうと同期のHとともにスロープ内へ入るとHがズブズブと斜面の中に沈んで行く。ツリーホールでもあるのかと思ったらなんと全層のクラックであった。ここ数日の雪でクラックが隠れていた。Hは「死ぬかと思った…」と言っていた。一応ちょっと離れたところでCTをしたところ弱層がある。天気も悪くなって来ているので滑るのをやめてさっさと帰幕。夜は米炊いて恵方巻きをたくさん食べて沈。

2/3 起きて外を見るとものすごく晴れている。よし今日こそ①を滑ろう。ということで早めに準備して、滑り出しに向かう。雪庇が出だしたところでスロープ内に入り一度CT。弱層はない模様。その後雪庇下の木をつないで登り、C1000くらいのコルらしきところに着く。そこでもCT。弱層はなさそうだ。滑ることに決める。天気はものすごくよくなって遠くはトムラウシ、東大雪まで見える。上のc100くらいは疎林であるがその下は白く少しボコボコした沢中である。ノートラック。まーーきもちEEEEEEEE。c400弱滑ることができた。一度登り返し荷物を回収。そこで大休止。天気も良く最高の気分だ。人も増えて来たから下山。帰りは自動下山。30mほどで車に到着。

最高だったぜたけのこ山。

 

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